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作成日：2007年12月7日_記事番号：T00004219
ＷｉＭＡＸの全球一動、ＮＣＣが認可取り消しを懸念
国家通信伝播委員会（ＮＣＣ）は６日、次世代高速無線通信規格WiMAXの事業認可を受けた新業者の全球一動（グローバル・モバイル）が、12月31日までに必要な増資を完了できない場合、認可を取り消す可能性もあると示唆した。
今年７月に次世代高速無線通信規格WiMAXの事業認可を受けた同社を含む通信企業６社は、今月末までに機関投資家より最低10億台湾元（約34億円）の出資を受けることが義務付けられているが、７日付工商時報によると、全球一動は現段階でまだ９億元以上の資金が不足している。
全球一動は「今後増資で50億元を得る計画で、第１期の12億元を間もなく受け取れる」と説明したもようだが、期限まで残り約20日となっているため、ＮＣＣはやきもきしているようだ。
なお、全球一動は６日、首席電子商務公司（Com２B）の英領ケイマン諸島の投資会社から５％の出資を受けることを、ＮＣＣより認可された。
