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校長が走れば医大合格者増える?雲林県の高校に珍伝説


ニュース 社会 作成日:2013年2月22日_記事番号:T00042193

校長が走れば医大合格者増える?雲林県の高校に珍伝説

 雲林県にある虎尾高中(高等学校)には、学校の創立記念運動会で校長が運動場を走った周回と同じ人数の生徒が大学の医学部に合格するという、一風変わった伝説がある。

 この伝説が生まれたのは、前任の陳龍雄校長の時代。当時、運動会で生徒に混じって5,000メートル走に出場した校長に対し、観客たちが「校長がんばれ。1週多く走るごとに医学部に1人合格するよ」などとはやし立てたのがきっかけなのだそうだ。

 陳校長が定年退職するまでの4年間、毎年5,000メートル走に出場することが慣習となり、しかも不思議なことにいつも、走った周回とその年の医学部合格者数が同じ(6〜7人)という結果となった。

 陳校長が退職した後、2009年に後任として着任した楊豪森校長は当初、この伝説に半信半疑だったことと運動不足から1年目の運動会では2周しか走らなかった。するとなんと、その年の医学部合格者が本当に2人に減少してしまった。

 これに驚いた楊校長はすぐにトレーニングを開始。着任2年目からは12周を完走した上、「記録更新」を願ってさらに学校の外周を1周するようになった。すると11年には実際に13人の合格が実現した。

 楊校長は今や、ハーフマラソンを完走できるほどの本格的なランナーとなり、これに触発されて他の教師や学校職員、生徒たちも次々とランニング仲間に加わっていった。

 こうして校長が率先して努力する姿勢を示したことが、生徒のやる気を促したのだろう。今年は16人の医学部合格が予想されている。ただ、次に虎尾高の校長になる人物は相当の覚悟が必要になるだろう。