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8888個の天灯に「待った」、石油タンク隣接で住民不安


ニュース 社会 作成日:2013年2月23日_記事番号:T00042220

8888個の天灯に「待った」、石油タンク隣接で住民不安

 新竹市政府が上海万博の台湾館を移設してこのほど開設した「世博台湾館」で24日の元宵節(旧暦1月15日)に合わせ、夜空に8,888個の天灯(紙製の熱気球)を打ち上げる「ランタン・フェスティバル」を計画を立てたところ、住民から中止要求が相次いでいる。23日付聯合報が伝えた。

 ランタンは元宵節恒例の幻想的な民俗行事で、台湾館も巨大なランタンを模したデザインとなっている。しかし、世博台湾館の南東200~300メートルの距離には台湾中油の石油タンクがあるほか、ランタンが高圧電線に引っ掛かった場合、新竹科学工業園区(竹科)で停電を招きかねないことが問題になった。

 台湾電力は21日、市政府に再検討を申し入れた。台電担当者は「過去にはイベントで空に放たれたカラーテープが高圧電線に引っ掛かり、電圧降下で竹科進出企業に損害が出た。ランタンを上げる行為はリスクを伴う」と指摘。ネットユーザーは「万一石油タンクに引火でもしたら、大型花火と化してしまう」と皮肉った。

 これに対し新竹市消防局は「現在は北東の季節風が吹いており、ランタンは石油タンクの方向には飛ばないとみているが、高いビルからランタンの行方を観察し、風向きが変わった場合には、直ちにイベントを中止する」として安心を呼び掛けた。