ニュース 運輸 作成日:2013年2月23日_記事番号:T00042226
過去5年にわたり造船計画を凍結していた台湾航業は22日の董事会で、6万200トンクラスのハンディマックス型ばら積み貨物船2隻建造を、2隻の追加オプションを含めて日本の大島造船所(本社・長崎県西海市、南浩史社長)に発注することを決めた。海運市場の景気回復に伴い、業界各社の輸送能力増強計画も動き出しているようだ。23日付工商時報が報じた。

万海航運の「紛春輪」は上半期中の引き渡しが予定されている(同社リリースより)
台湾航業は2008年に3万7,000トンのばら積み貨物船を1隻4,400万米ドルで2隻発注したものの、その後市場相場が1隻1,500万米ドルまで急落したため、10年に808万2,000米ドルの賠償金を支払うことで発注の取り消しを行った。これ以降同社は船舶の建造に慎重となり、発注を行っていなかった。
台湾航業の張義源董事長はばら積み船の保有規模を現在の15隻から25隻に拡大するとの方針を示しており、現在建造価格が谷底にあると判断して発注を決めた。
また万海航運(ワンハイラインズ)も同日、台湾国際造船に委託して建造した4,680TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)のコンテナ船「紛春輪」の命名式を挙行した。同社は近年、台湾国際造船に30隻の建造を依頼しており、紛春輪は28隻目に当たる。
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