ニュース その他分野 作成日:2013年2月23日_記事番号:T00042242
台湾経済の回復基調が鮮明になってきた。行政院主計総処は22日、昨年第4四半期の域内総生産(GDP)成長率が過去6四半期で最高の3.72%に達したと発表、同時に今年の成長率予測を3.59%へと通算3度目の上方修正を行った。大手求人求職情報サイト、1111人力銀行の最新調査によると、賃上げを計画している企業は36%と昨年を7ポイント上回った。23日付経済日報などが報じた。

主計総処は昨年第4四半期の経済成長率と今年通年予測を1月末発表の3.42%、3.53%から上方修正したほか、今年第1四半期以降も3.26%、3.92%、3.82%、3.34%と軒並み3%を上回る予測を示した。経済成長率が2四半期連続で3%を超えるか、失業率が2カ月連続で4%を下回ることを凍結解除の条件に今年1月に見送られた最低賃金の引き上げが、4月に実施される可能性が高まった。

民間投資、過去最高へ
石素梅主計長は、昨年第4四半期の高い経済成長率から、景気が明らかに回復に向かっていることがうかがえると述べた。今年の予測の上方修正は、世界経済の安定成長による台湾の輸出、個人消費の回復が主因だと説明し、四半期成長率から景気が徐々に良くなると言えると語った。
高志祥・主計総処予測科長は、景気回復、企業の受注見通しの好転、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)などの投資加速や台商(海外で事業展開する台湾系企業)の台湾Uターン投資促進「加強推動台商回台投資方案」などで、今年の民間投資は2兆3,000億台湾元(約7兆2,000億円)となり、過去最高を更新する見通しだと述べた。
民生サービス、過半が賃上げ
1111人力銀行が企業500社以上を対象に行った調査によると、賃上げ意欲がある企業は35.71%と、昨年の28.57%を上回った。ただ、これらの企業が考える賃上げ率は平均4.33%と昨年より2ポイント低かった。
業種別では、賃上げ意欲が高い順に▽民生サービス(レストラン、美容院など)、51.61%▽情報テクノロジー、45.65%▽貿易流通、36.37%▽工商サービス(金融、コンサルティング、人材紹介など)、33.34%▽メディア出版、33.33%──。賃上げ率は▽建設不動産、4.67%▽民生サービス、4.50%▽医療農牧、4.41%▽百貨販売、4.39%▽工商サービス、4.32%──の順だった。
【図】【表】
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