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「政権を選び違え、罰を受けている」=李前総統


ニュース 政治 作成日:2007年12月10日_記事番号:T00004225

「政権を選び違え、罰を受けている」=李前総統

 
 李登輝前総統は8日、台北市で行われた若者たちとの対話イベントで、陳水扁政権の施策と業績に強い不満を表明し、「我々は(政権を)選び間違い、その罰を受けているのだ」という見解を表明した。

 李前総統は、国民党と民進党による統一・独立の論争を「非現実的なテーマ」と批判し、「台湾にとって最も重要なのは中間層の人民であり、彼らが顧みられなければならない。よって台湾は第3の道を歩まなければならない」と強調した。

 また、台湾民主紀念館(旧中正紀念堂)で故蒋介石総統を象徴する「大中至正」の文字が正面楼門から撤去された際、これに不満を持った男が車を暴走させて台湾メディアの記者ら5人が重軽傷を負った事故について、「意図的に族群(エスニックグループ)問題をあおっており非常に良くない。こうしたことが起こってはならない」と強く批判した。

国民党の勝利を予測

 李前総統はさらに、台湾は現在4つの危機に直面していると指摘し、その筆頭に「民主化に参画した人物が反民主になり、民進党が政権獲得後に腐敗したこと」を挙げた。そして、自身が総統を務めていた12年間は汚職で逮捕された閣僚は1人もいなかったが、民進党は7年半で10人以上に上ると指摘し、「こんな現象は台湾だけだ」と語気を強めた。 

 また、第2、第3、第4の危機として、「反民主の国民党が恐らく政権を奪回するであろうこと」「行政部門の職権乱用」「政権が人民の参政権と自由権を奪っていること」をそれぞれ挙げた。