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「自由広場」、文字掛け替え終わり一般開放


ニュース 政治 作成日:2007年12月10日_記事番号:T00004226

「自由広場」、文字掛け替え終わり一般開放

 
 台北市の台湾民主紀念園区(旧中正紀念堂)の正面楼門の文字を「大中至正」から「自由広場」に、建物本館の文字額を「中正紀念堂」から「台湾民主紀念館」に変更する作業が9日までに終了し、10日午前10時から再び一般に開放された。

 変更を推進した杜正勝教育部長は9日園区を視察し、「独裁権威主義、個人崇拝の『中正紀念堂』が『台湾民主紀念館』となり、人々が心の中の『小さな警備総司令部』からついに解放された」と語り、今回の措置を自賛した。 

 一方、国民党の総統選候補者である馬英九氏はこれに先立つ8日、「政府の今回のやり方は、自由でも民主でも法治でもない」と強く批判。「ただ単に族群(エスニックグループ)の対立をあおって選挙で得票を増やすことが狙いだ。人々が政府の挑発に乗らないことを望む」と語った。