ニュース 金融 作成日:2013年2月26日_記事番号:T00042275
中国信託商業銀行(中信銀)は25日、台湾初となるオフショア人民元債券(通称・宝島債)の募集を完了した。3月12日に店頭市場に当たる証券櫃台買売中心(櫃買中心)に上場される予定で、台湾がオフショア人民元債券市場に第一歩を踏み出すことになる。26日付経済日報が伝えた。
今回発行されるオフショア人民元債は3年物で、発行枠は10億人民元(約150億円)。最低100万人民元から購入可能となっている。表面金利は2.9%に決まり、香港のオフショア人民元債券(点心債)の同一格付けの債券(3.2%以上)を下回った。申し込みは発行枠をやや上回った。
市場では現在、ドイツ銀行もオフショア人民元債の需要を調査しており、3年物で2~2.5%での発行を見込んでいる。
ただ、台湾企業が人民元建て債を発行するには、現行税制では利息に15%の源泉課税が適用されるため、当面は課税問題がオフショア人民元債市場の発展の足かせとなるとみられる。銀行業界や金融監督管理委員会(金管会)は今後、課税軽減を求め、財政部と調整を進める構えだ。
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