ニュース 電子 作成日:2013年2月26日_記事番号:T00042286
25日午前、台北市内湖区陽光街のビル「麗源大楼」地下2階にある、サーバー管理業者の数位通国際網路(eASPNet)のデータセンターで火災が起きた。消火作業の過程でビル全体が停電したため、同ビルに入居する中華電信系の通信事業者、是方電訊(チーフ・テレコム)のネットワーク設備が停止した。その影響で、大手企業数百社のサイトやインターネット電話などが接続不能になるなど混乱が広がった。中央社電などが報じた。
是方電訊は26日、出火当時の状況について、設備に破損はなかったが、電力供給の安全確保と消防当局への協力を理由に自主的に電源を落としたと説明。「サービスの中断を招き、顧客には非常に申し訳ない」と謝罪した。復旧作業は26日午前1時50分に完了した。
蘋果日報などによると、火災直後には携帯電話キャリア、台湾大哥大(タイワン・モバイル)のユーザーは主に携帯電話端末でのインターネット接続ができなくなった。威宝電信(ビボテレコム)でも通話は正常だったが、インターネットが接続不能となった。
また、台湾マクドナルドでは配達受付用の電話が不通となった。共同購入型クーポンサイト「グルーポン」も接続できなくなった。
ポータルサイトのヤフー!奇摩は25日午後、外部のデータセンター火災で一部サービスが影響を受けていると発表した。台湾高速鉄路(台鉄)や旅行会社ではインターネットでの代金決済に影響が出た。
是方電訊の広報担当者は「停電で提携先数百社のネットワークに影響が出た。詳細な影響は調査中だ」とした。賠償問題に関しては火元の数位通国際網路と協議を進める予定だ。
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