ニュース 社会 作成日:2013年2月27日_記事番号:T00042300
現在、観光地としてにぎわう新北市の九份や金瓜石はかつて台湾有数の金の採掘場として栄えたが、20年以上前に鉱山は閉鎖され、古い坑道は放置されている。しかし5年ほど前、オーストラリアの鉱山会社が地質学者とともに探査を行い、「地下にはまだ2,000億台湾元分の金脈が眠っている」と指摘して以来、こっそりと坑道に入り、盗掘を行う者が後を絶たないようだ。
九份・金瓜石の金採掘場は1987年に閉鎖され、その後政府が採掘権を回収し、管理は台湾糖業(台糖)に委ねられてきた。
しかしその後も、このエリアにはまだ大量の金が採掘できるとの見方が根強く、オーストラリア、カナダ、米国、南アフリカなどの鉱山会社が採掘を検討したことがあるという。そして5年前に実際に探査が実施され、金瓜石には200トンの金が埋まっているとの評価がされた。ディスカバリーチャンネルで紹介されたこともある。
地元住民によると、見知らぬ人間がバイクや軽トラックで旧採掘場近くにやって来て何日も滞在することがよく見受けられるようになったそうだ。
こうした情報を受けて自由時報の記者が現地で調査したところ、坑道入口の封鎖が何者かによって壊されていたほか、ジュースの空き缶が転がっていたり、掘っ立て小屋のようなものが設置されていたりと、20年以上前に閉鎖されたにしては新しい、人間の活動の形跡がうかがえた。
かつて金の採掘に携わった陳石成さん(80歳)も荷物や道具を担いで鉱山に入る者を目撃しており、「研究者には見えなかったから、多分盗掘者だ」と語っている。
気候的に1年のうち採掘可能なのは100日程度で、1日に2人の男性が運搬可能な鉱石が100キログラム、その中に含まれる金が1トン当たり50〜100グラムとして計算すると、5年間で300万〜700万元分の金が盗掘されたことになる。
ただ専門家によると金を取るのはそれほど簡単ではなく、さらに旧坑道には多くの縦穴が開いていて中に落ちれば絶対に這い出ることはできない。あまり割に合う盗みとは言えそうにない。
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