ニュース 運輸 作成日:2013年2月27日_記事番号:T00042307
9年近く据え置かれている台湾域内線の航空運賃が、年内にも引き上げられる見通しだ。27日付工商時報が報じた。
交通部民用航空局(民航局)は26日、3月初めに価格調整指導案を提出する予定だと明かした。朱冠文・民航局空運組長は、どの計算方式を使うにせよ、今年必ず値上がりすると述べた。民航局は政府、航空会社、搭乗客が負担を分け合うことを望んでおり、実際の値上げ幅は予想より小さくなると語った。
民航局の初期計画によると、空港使用料の引き下げなどで航空会社に対し、離島の住民に対する割引運賃を継続するよう求める。高齢者や障害者に対する優待運賃は民交局の負担に変更する。
域内線の航空運賃の調整が最後に行われた2004年当時と比べ、航空燃油費用は1リットル当たり28台湾元(約87円)に倍増した。域内線を運航する4社の年間赤字は、▽立栄航空(ユニー航空)、2億元以上(市場シェア45%)▽復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)、1億5,000万元以上(シェア25%)▽華信航空(マンダリン航空)、1億6,000万元(シェア15%)▽遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)、1億元以上(シェア10%)──。業界関係者は、値上げしても赤字は半分にしか減らないと予想している。
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