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外国人労働者、他地域他業種への転職容認


ニュース その他分野 作成日:2007年12月10日_記事番号:T00004231

外国人労働者、他地域他業種への転職容認


 行政院労工委員会は、早ければ来年にも新旧雇用主の同意を条件に、外国人労働者が他地域、他業種に転職することを解禁する。この結果、ホームヘルパーが工場労働者に転職することなどが可能になる。8日付自由時報が伝えた。

 労工委は年内に「外国人労働者転換情報システム」の設置を完了し、雇用主が外国人労働者の需要をインターネット上で登録し、別の雇用者から転職を希望する労働者を引き継ぐことを可能にする。労工委は新システム導入で、外国人労働者の転職成功率が向上すると見ており、雇用主との関係不和などで労働者が行方不明になることなどを防げると見ている。労工委は年内にも関連法令の改正を終えたい考えだ。

 労工委によると、台湾には現在35万人の外国人労働者がおり、昨年は1万7,000人が雇用主変更を申請した。しかし、5,000人は新しい働き口が見つからず、帰国を余儀なくされた。