ニュース 石油・化学 作成日:2013年3月4日_記事番号:T00042370
石油化学グループ、長春集団(CCPG)の林書鴻董事長はこのほど、シンガポール、中国の江蘇省常熟市、遼寧省盤錦市、福建省漳州市における生産能力拡充計画が、早ければ今月、遅くとも今年半ばには稼働する見通しで、今年同グループの総生産力は50%以上増加する見込みだ。なおこれら拡充計画には計23億米ドルを投じる。4日付工商時報が報じた。
林董事長によると、シンガポール・ジュロン島テンブス地区への投資計画ではシェル・イースタン・ペトロリアムから計32万5,000トンのエチレン、プロピレン供給を受ける契約を交わしており、第1四半期中に生産を開始する予定だ。同工場は世界的な金融機関の集まる市中心部から約20分、空運、海運の便も良く優れた運営条件を備えているという。
また中国での投資について、常熟工場を今後、台湾を上回るグループ最大の生産拠点とするとの考えを示した。盤錦工場は、現地政府の誘致により投資を行うもので、180ヘクタールを3期に分けて開発する計画だ。第1期では46億人民元(約690億円)を投じて工場7基の建設を進めている。
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