ニュース 運輸 作成日:2013年3月5日_記事番号:T00042386
キャセイパシフィック航空の客室乗務員(CA)と名乗る女性が、インターネット交流サイト(SNS)フェイスブックの自身のページに、福岡発台北経由香港行きのキャセイ機が、エンジンが停止してあわや墜落の大惨事寸前だったという話を投稿した。それによると、今月3日、乗員乗客合わせて336人を乗せて福岡を離陸したCX511便(ボーイング777−200型機)が台北に向かう途中、上空3万8,000フィートでエンジンが2回にわたり停止したという。この書き込みが事実とすれば、同機は大惨事を免れたことになるが、蘋果日報が確認したところキャセイ航空は4日、「発電機の一つが故障し、客室の照明などに影響が出たが、エンジンは全行程正常に作動していた」と回答した。
この自称・客室乗務員によると、上空で機内が突然静寂に包まれ、電気がすべて消えたという。約15秒で回復したものの、2分ほど後に再び同じ状況が20秒続き、後ほどチーフパーサー(客室乗務員の管理者)がパイロットに確認したところ、「機体全体の電力供給が2回ストップし、エンジンが止まった」との説明を受けたそうだ。同機は台北に到着後、中華航空(チャイナエアライン)から部品を借りて修理したという。
専門家は、客室部分の送電システムが不調で空調が一時止まったのが静寂の理由だと分析。その上で操縦室と客室部分は別のシステムで電力供給が行われているため、安全飛行は確保されていたはずだと指摘した。
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