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公衆トイレを有料化しない理由、「中国客の立ちション増える」


ニュース 社会 作成日:2013年3月6日_記事番号:T00042404

公衆トイレを有料化しない理由、「中国客の立ちション増える」

 交通部観光局は現在、人気観光地での旅行の品質向上に向け、国家風景区(国立公園に相当)における入場料など料金徴収制度について再検討を進めている。

 観光局が管轄する国家風景区は全部で13カ所あり、既に多くの風景区管理処がエリア内の人気スポットで「駐車場清掃費」などの名目、あるいは管理・運営を外部委託する形で入場料を徴収している。

 張錫聡・観光局副局長は「各風景区のどのスポットで料金徴収が可能かを検討している」と説明。観測によると、北海岸および観音山国家風景区内にある、海水の浸食や風化によって生み出された独特な形の岩が立ち並ぶ景勝地、野柳地質公園(新北市万里区)の入園料引き上げや、東部海岸国家風景区にある離島とサンゴ礁海岸で構成された三仙台(台東県成功鎮)で、来年明けに供用開始が予定されている公衆トイレを有料とするなどの案が挙がっているようだ。

 しかし、葉匡時交通部長が5日、「公衆トイレは有料化すべきでない」との考えを表明した。その理由として「有料化すれば、料金を払いたくない一部の陸客(中国人客)がそこら辺で立ち小便をするようになる恐れがあるため」と説明した。

 中国人観光客を専門とするある旅行ガイドは、「陸客の中には素養の低い者もいて、墾丁ではトイレが遠いという理由でその辺の草むらで用を足す者を見たこともある」といい、トイレが有料化されれば目も当てられない状況になると懸念している。

 今回の制度見直しにより、大鵬湾国家風景区内の墾丁国家公園(屏東県恒春鎮)では個人旅行者がスポット1〜3カ所を回れば入場料が100〜200台湾元かかるようになったり、島全体が風景区に指定されている金門島では、到着したらすぐに料金を徴収される可能性がある。

 実際の制度は6月に発表される見通しだ。