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景気底打ち感、雇用純増2.9万人


ニュース その他分野 作成日:2013年3月6日_記事番号:T00042428

景気底打ち感、雇用純増2.9万人

 行政院労工委員会(労委会)の調査によると、今年4月末時点の企業の雇用純増は2万9,108人と、1年ぶりに成長に転じた。業種別では製造業の1万7,700人に、人民元業務が2月に解禁となった金融保険業の2,400人、卸売小売業の2,000人が続いた。「市場拡大」を理由に挙げた企業が過半を占め、労委会は、世界経済の回復傾向から企業の雇用意欲が上向き、景気底打ちが感じられると指摘した。6日付蘋果日報などが報じた。

 労委会が1月10~25日に従業員30人以上の企業3,021社に実施したアンケート調査によると、4月末時点で3カ月前と比べて増加予定の雇用者数は3万9,266人、減少予定は1万158人で、純増数は前期の2万6,124人より11%多かった。

 「雇用者数が増える」と回答した企業は21.07%で、「減る」は3.97%だった。「変わらない」が最多の65.13%で、「分からない」は9.84%だった。

 雇用増加の理由は、設備や部門の拡充を含む「市場拡大」が51.17%で、「離職者の補充」が28.12%で続いた。「市場拡大」を理由に挙げたのは製造業で40.42%だったのに対し、金融保険業は79.70%に上った。卸売小売業は64.23%だった。労委会の関係者は、金融保険業で春節(旧正月)前に人民元業務が開放されたためと指摘した。

春節明け、相次ぐ人材募集

 玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)は5日、幹部候補20人、行員350人、玉山証券は100人の募集を発表した。両社の持ち株会社、玉山金融控股の黄男州総経理は今年の人材需要は例年より強く、幹部候補の月給は5万台湾元(約15万7,000円)以上だと指摘した。生命保険会社、富邦人寿保険の陳俊伴総経理は、今年は営業員3,400人の純増を計画していると明かした。富邦人寿など、大型の営業部隊を擁する生保大手7社は今年3万7,770人の募集を予定しており、業界全体の営業員の需要は4万5,000人近い。

 自動車大手、裕隆企業集団は同日、研究開発(R&D)、販路強化に向け、傘下の納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)、裕隆日産汽車、中華汽車工業(チャイナ・モーター)で今年1,500人募集すると宣言した。台北Wホテルは業務拡大のため、100人を募集する。

【図】