ニュース 社会 作成日:2013年3月7日_記事番号:T00042430
淡水河の河口に近い新北市八里区の河岸で先月、近くに住む老夫婦の遺体が相次いで見つかるという事件が発生した。警察は当初から殺人事件ではないかと疑っていたが、犯人を油断させるため故意に「事故死」との情報をメディアに流した。すると狙い通り、犯人は警戒心を緩めたのか、被害者の口座から預金を引き出そうとするなどの行動に出たことがきっかけとなり事件が解決した。
2月16日午後8時ごろ、資産家の男性(79歳)とその妻(57歳、実践大学副教授)が八里区にある行きつけの喫茶店、「媽媽嘴咖啡」を出たのを最後に行方不明になった。
18日に授業が始まったのに実践大副教授が職場に現れないとの連絡を受け、弟が夫婦の自宅を訪問したところ誰もおらず、2人と連絡も取れなかったことから警察に通報したのだ。
周囲の心配もむなしく、同月26日に男性、今月2日に妻の遺体が河岸のほぼ同じ場所で相次いで発見され、同3日の新聞で「足を滑らせて河の中へ転落した可能性がある」と報じられた。
実はこの記事、事件に不審な点があると疑念を抱いた警察が故意に流したもので、案の定、しばらくして何者かが男性の口座から預金を引き出そうとしたことが明らかになった。警察が調べたところ、現金自動預払機(ATM)の監視カメラに映っていたのは、夫婦の姿が最後に確認された喫茶店の女性店長だった。
2人の遺体を司法解剖した結果、殺された後で川に投げ込まれたことが判明。この店長を取り調べた結果、喫茶店のオーナーが商売を広げようと夫婦に出資を求めたが断られたため、殺害して資産を奪おうと計画、店長や他の出資者2人を仲間に引き入れて飲み物に睡眠薬を入れるなどし、犯行に及んだと供述した。
痛ましい事件だが、警察の機転が功を奏して早期解決に結び付いた格好だ。
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