ニュース 商業・サービス 作成日:2013年3月7日_記事番号:T00042440
百貨店大手、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)は6日、台北忠孝館の開業25年で最大規模となる全館10%の改装を発表した。費用は1億台湾元(約3億2,000万円)で、4月中旬に完成する予定だ。改装により同館の年間売上高で前年比5%増の130億元を見込む。7日付経済日報などが報じた。
既に全面改装した地上1階を除き、地下2階〜地上11階が対象だ。今回の改装で台湾唯一の17ブランドを含む57ブランドが新たに出店する。懐石料理の老舗「神楽家」のほか、婦人服の「レトロガール」や「オリーブ・デ・オリーブ」、紳士服の「カルバン・クライン・ゴルフ」、子ども服の「クロエ」や「アルマーニジュニア」などだ。呉素吟・営業副総経理は「飲食店はアップグレード」、「婦人服は若く」、「紳士服はおしゃれに」、「子ども服は高級に」がポイントと説明した。
曹春輝副理は、台北忠孝館は飲食事業の売上高が1割余りと、台北復興館の2割と比べて低かったと語った。また、百貨店業界の衣料品販売は前年比6〜7%減で、改装しなければ悪化する一方だと指摘した。
百貨店業界では今年の景気への強気見通しの下、改装計画が相次いでいる。新光三越百貨は5億元を投じて高雄三多店の全面改装、台南西門店の2号館を計画。遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)は宝慶店(台北市)や桃園店などを改装する予定だ。
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