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台湾各地で脱原発デモ、20万人参加


ニュース 社会 作成日:2013年3月11日_記事番号:T00042488

台湾各地で脱原発デモ、20万人参加

 台湾各地で9日、「脱原発」を訴えるデモが同時に行われ、主催者発表によると20万人が参加した。台北市で行われたデモは、参加者の列が6キロメートルも続き、脱原発世論の強まりを印象づけた。台湾電力(台電)第4原子力発電所(新北市貢寮区)の建設続行を目指す馬英九政権は今後、難しい対応を迫られそうだ。10日付中国時報などが報じた。


各地のデモには蔡英文・前民進党主席や、陳菊・高雄市長、頼清徳台南市長のほか多くの芸能人も参加し、脱原発を訴えた(9日=中央社)

 同日のデモには400を超える民間団体が呼応し、台北、台中、高雄、台東の各地で行われた。デモ隊は第4原発の建設中止と追加予算編成中止、既存の原発の早期廃炉、核廃棄物の蘭嶼からの搬出、電力消費量が現在より増えない政策的対応などを求めた。

 今回のデモは自発的に参加した市民が多く、台北市のデモには原発がある新北市の金山、貢寮地区の住民や核廃棄物の貯蔵施設がある離島・蘭嶼の住民らが隊列を組んで参加した。

 デモは同日午後4時、「原子力災害に警戒せよ、原子力ゼロを目指せ」などと叫ぶスローガンで最高潮に達した。

 主催者発表によると、参加者数は台北市で12万人、高雄市で7万人、台中市で3万人、台東県で数千人。警察の集計によれば、台北市で5万人、高雄市で1万人、台中市で7,000人、台東県で1,500人などだった。