ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年3月11日_記事番号:T00042505
昨年から続く円安を受け、自動車業界で先陣を切って値下げを行ったマツダの台湾法人、マツダ台湾の邱垂祺執行長は8日、今年は前年比15%増となる販売台数1万5,000台以上(2012年は約1万3,000台)、業界シェア5位以内への返り咲きを目指すと表明した。9日付蘋果日報などが報じた。

邱執行長は、2013年はマツダにとって挑戦の1年になると意気込みを語った(マツダ台湾リリースより)
マツダは今月、一部車種で1万~4万台湾元(約3万2,000~13万円)の値下げを実施。平均値下げ幅は3%、最大で6.6%だ。マツダによると、先月末の値下げ発表後、週末の来店および問い合わせ電話が通常よりも25%増えた。自動車市場は通常第1四半期に需要が低迷するが、値下げ効果で消費者の購買意欲を刺激したとみられ、邱執行長は、今年通年の販売台数は少なくとも前年比10%以上の伸びが期待できると語った。
100円台視野、日産の動きに注目
邱執行長は日系自動車メーカーの今後の動向について、1米ドル=100円まで円安が加速すれば値下げの余地が生まれるとし、「裕隆日産汽車の動きが鍵となる」と指摘した。裕隆日産が値下げに踏み切ればトヨタの台湾総代理、和泰汽車も追随を余儀なくされ、第2の値下げの波が訪れるとの見方だ。
日系3大メーカーは静観
なお、3大日系メーカーの和泰汽車、裕隆日産、三菱自動車を扱う中華汽車工業(チャイナ・モーター)は現段階で値下げは行わず、販売促進キャンペーンで対応している。和泰汽車の主管は、非需要期としては過去最大の販促キャンペーンで、マツダとは一線を画していると説明した。中華汽車は、消費者は販売価格だけでなく、販促の優待などで実際の価値を比較していると説明。裕隆日産は、新車の値下げに期待する声は減りつつあると説明した。
ただ、中華汽車と裕隆日産は、当初レートを1米ドル=95円で計算していると説明しており、8日には一時1米ドル=96円まで値下がりしたことを受けて、市場では値下げへの期待感が再び高まっている。
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