ニュース 医薬 作成日:2013年3月12日_記事番号:T00042522
新薬開発を手掛ける台湾浩鼎生技(オプティマー・バイオテクノロジー)の張念慈董事長はこのほど、同社に出資する潤泰集団(ルエンテックスグループ)の尹衍リョウ総裁(リョウは木へんに梁)と共同で、個人名義により10億台湾元(約32億5,000万円)を投じ、新竹生物医学園区(新竹県竹北市)に「P3レベル」のタンパク質新薬工場を建設すると表明した。第2四半期に着工し、まずはボツリヌス菌を利用した新薬を来年から生産開始する計画だ。12日付経済日報が報じた。

張董事長によると、ボツリヌス菌を利用した医薬品を手掛けるのは世界でアラガン社のみで、1グラムのボツリヌス菌原料から注射剤3億3,000本が生産でき、1本300米ドルで販売されているという。
また台湾で開発したボツリヌス菌薬は将来的に脳卒中後のけいれん症状や偏頭痛の治療、または美容医学の分野で応用が可能になり、それぞれ10億米ドル、30億米ドルの市場が期待できるという。
なお今回計画している新工場は、浩鼎生技の乳がんワクチン生産拠点としての役割も担わせる方針だ。
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