ニュース 電子 作成日:2013年3月12日_記事番号:T00042531
パソコン大手、宏碁(エイサー)は、PC受託生産大手の緯創資通(ウィストロン)と協力して、リサイクルプラスチックを65%使用した液晶モニターを第2四半期にも発売する。温室効果ガスの排出削減や、製造工程での省エネルギー化など環境保護への取り組みが企業に課される中、同社はPC部品のリサイクル拡大に力を入れる。12日付電子時報などが報じた。

温室効果ガス、段階的削減を推進
PCサプライチェーンによると、環境保護は重要な問題として認識されており、リサイクル部品の応用は今後拡大する見通しだ。
エイサーが協力を決めたウィストロンは、受託生産メーカーの中で最もリサイクルを重視し、プラスチック、プリント基板、バッテリーを回収。プラスチックの回収率は90%に達する。毎月100万枚を回収するプリント基板からは貴金属のリサイクルを行っており、北米工場では1日当たり1キログラムの金の再資源化が可能だ。バッテリーからは重金属のリサイクルを行っている。
エイサーはまた、温室効果ガスの排出削減目標として、2009年を基準として15年時点で30%削減、20年に60%削減の達成を掲げた。
消費者との距離縮小図る
エイサーは、ブランド地位向上に向けて、研究開発(R&D)およびマーケティングを強化する。翁建仁・エイサー世界総裁は、今年は両分野の予算を、年末までにそれぞれ通年売上高の1.2~1.5%(12年は0.6~0.8%)に高めると説明した。関連人員は2割増から最大で2倍に拡大を図る。第2四半期には汐止本社(新北市)のR&D部門に一定規模の投資を行う予定だ。なお、3月には新しい広告も打ち出す。
また、マイクロソフト(MS)の「ウィンドウズ8(Windows 8)」や、同社のクラウドコンピューティングサービス「エイサークラウド」などの体験センターを欧州、豪州、台湾などで拡大する計画で、イベントなどを通じて消費者との距離を縮めることを目指す。
アイコニアB1好調
11日に発表された同社の2月連結売上高は281億300万台湾元(約910億円)と前年同月比で30.2%と大幅減だったものの、前月比では6.7%増だった。ノートPC業界が軒並み前月比2けた減収に見舞われた中、7インチの低価格タブレットPC「Iconia(アイコニア)B1」が好調だったことなどがプラス成長につながった。
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