ニュース 社会 作成日:2013年3月15日_記事番号:T00042583
台湾人男性と再婚して来台した中国人女性が、中国に住む娘を呼び寄せようと、台湾人男性と娘の偽装結婚を企てたが、2人が本当に愛し合っている証拠として提出した写真があまりにも違和感がありすぎて偽装がバレてしまうという事件が発生した。
今回の偽装結婚を企てたのは、「栄民」と呼ばれる国共内戦後に中国大陸から台湾へ渡ってきた退役軍人と再婚後、台湾で暮らす57歳の女性。既に夫は亡くなり、独身の栄民が暮らす退役軍人宿舎で介護の仕事に就いて生計を立てている。
娘を台湾に呼びたいと考えたこの女性は、いつも介護を担当していた栄民男性と偽装結婚させようと思い立ったが、当の男性は御年90歳。対する娘は32歳と、約60歳の差があることから移民署の入境許可を得るのは容易ではない。そこで母親は、2人を裸にして愛し合っているところを写した写真を提出しようと考えた。
しかし、実際に提出したところ、あまりにも違和感のあるその写真を見た面接官は逆に疑いを強め、結局偽装であることが発覚してしまった。
面接官によると、明らかに異常だったため問い詰めると、観念した母親は栄民男性に対し「演技がヘタなんだよ。役立たず!」とののしり、平手打ちを加えたという。あわてて面接官に制止されたこの女性はすぐに逮捕され、文書偽造の罪で起訴された。
なおここ数年、中国人による犯罪で最も多いのが偽装結婚で、これが台湾に不法入境する最大の手段となっており、偽装結婚を通じて「ねずみ算」式に不法入境が増える事態となっている。
例えば昨年発覚したケースでは、栄民と結婚して来台し、6年後に台湾の身分証を取得するや即離婚。その後、中国籍の前夫を台湾に呼び寄せて復縁し、さらに他の親戚も親族訪問の名目で次々と台湾に入境させていた。
なお台湾人と中国人との婚姻に関し、1年の結婚件数に対する離婚件数の比率が60%を超えるとのデータもあり、偽装結婚が少なくないことがうかがえる。
一方で政府は、中国人配偶者による台湾の身分証取得までの期間を6年から4年に短縮する法改正を進めており、専門家からは「投票権を持つ中国出身者が増えていき、将来的に台湾の選挙を左右する存在になり得る」と懸念する声も出ている。
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