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鴻海の中国販売店「万馬奔騰」、山東で撤退決定か【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年3月15日_記事番号:T00042590

鴻海の中国販売店「万馬奔騰」、山東で撤退決定か【表】

 中国紙・証券時報の報道を基に15日付工商時報などが伝えたところによると、鴻海科技集団(フォックスコン)が中国で展開する小型3C(コンピュータ、通信、家電)製品販売ショップ「万馬奔騰電器超市」の出店拡大計画が進んでおらず、山東地区のある店長は「本部は既に撤退を決めており、店主は各自に店舗を処分してよいとの通知を受けた」と語った。

 万馬奔騰は鴻海が2011年に3億人民元(約46億円)を投じ、退職した従業員による出身地での出店を支援するという方式でスタートさせ、当初1,000店、14年までに1万店の出店を目指していた。

 しかし、地方都市での競争が激しいことや市場でのポジショニングが明確ではないことから苦戦が続いており、鴻海社員でさえ「万馬奔騰は商品の選択肢が少なく、店の雰囲気も良くない」と指摘する状況だ。価格も社員割引でやっと他店と同水準になる程度で競争力が高いとは言い難い。さらに低価格戦略を採るインターネット販売の存在にも圧迫されている。

 また鴻海が運営するネット販売サイト「飛虎楽購」も10年以来赤字が続いているとされ、市場アナリストは「鴻海の小売事業は撤退するか、社員向けのみの販売にとどめるしか選択肢はない」と指摘している。