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パワーチップ、創業者が株式公開買付


ニュース 電子 作成日:2013年3月15日_記事番号:T00042605

パワーチップ、創業者が株式公開買付

 経営再建中のメモリーメーカー、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は14日、同社創業者の黄崇仁・前董事長が個人名義および傘下の力元投資などと共同で、即日より4月10日にかけて、パワーチップへの出資比率20%に当たる44万3,000株を上限に株式の公開買付を実施すると発表した。取得額は最高で1億3,000万台湾元(約4億2,000万円)となる。15日付経済日報が報じた。

 パワーチップは昨年末、1株当たり純資産がマイナスに転じたことから上場廃止に追い込まれ、30万人以上の株主利益に影響が出た。今回の公開買付についてパワーチップは、「上場廃止後、株主による株式の流通が不可能になったことに対応するための措置」と説明した。

 一方市場では、メモリモジュール世界最大手、米キングストン・テクノロジーによるパワーチップ買収を目指す黄・前董事長が、キングストン創業者の孫大衛氏を説得するために行ったものとの見方が出ている。キングストンはこれに対し14日、「経営陣の決定は知らされてない」としてコメントを控えた。