ニュース 社会 作成日:2013年3月18日_記事番号:T00042609
新北市瑞芳区の台湾鉄路(台鉄)・侯ドウ駅(ドウは石へんに同)から、沿線を流れる基隆河をまたぎ、対岸の「猴ドウ煤鉱博物園区」を結ぶ橋がこのほどリニューアルされ、台湾初の「人・ネコ兼用橋」として30日に開通する。
侯ドウ駅周辺の集落には100匹以上の野良ネコが住み着いており、2009年ごろから猫好きたちに広く知られる「猫村」として観光地化していった。
そしてここを訪れる人が増えたことで翌年、対岸の炭鉱跡が「博物園区」として整備され一般公開された。しかし侯ドウ駅で下車した後、この施設へ向かうには老朽化した狭い橋を通るしかなかったため、地元の請願を受けて橋の改築が決定した。
改築に当たって、このエリアが名を知られるきっかけとなった「猫村」としての特色を反映させようと著名な愛猫家などの意見を取り入れたという。その結果、人・ネコ兼用の「猫橋」が登場したというわけだ。
この猫橋はトンネル型の橋で全長60メートル、幅2~3メートル。中にはネコ専用の通り道やジャンプ台が設けられ、ネコのイラストも描かれている。
猫の写真で知られ、「猫夫人」とも呼ばれる写真家の簡佩玲さんによると、同博物園区では野良猫のために変電設備を木の板で覆ったり、いすの下にネコが隠れる場所を作ったりと「ネコに優しい環境づくり」が行われている。
なおこの橋は工事の難易度が高く、本来春節(旧正月)前に予定していた完工が2度延期されているが、開通を待ち切れないネコたちがたびたび橋の中に潜り込んで遊んでいるそうだ。
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