行政院主計処の統計によると、昨年の台湾の平均月収は４万4,107台湾元（約15万円）で、韓国の９万4,059元（台湾元換算、以下同じ）に２倍以上の大きな差を開けられた。11日付自由時報が報じた。
世界銀行の統計によると、購買力平価（ＰＰＰ、各国の通貨で、同一の商品を購入するのにいくらかかるかによって算定した為替レート）で計算した国民総生産額（ＧＮＰ）は台湾が３万84米ドル、韓国は２万3,800米ドルで、台湾の購買力の方が勝っていると自由時報は指摘している。
工業とサービス業の平均月収は、日本が11万元、シンガポールが８万元、米国は平均時給が約550元で、月当たりおよそ９万5,000元だった。
