ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中央存保、
台北101などに董事を派遣


ニュース 金融 作成日:2007年12月11日_記事番号:T00004264

中央存保、
台北101などに董事を派遣

 
 経営破たんした中聯信託投資が保有する台北101ビルとアジア・ユナイテッド銀行(フィリピン)の株式の売却入札が、応札者がないまま不調に終わったことにより、売却を担当する中央存款保険公司(中央存保、預金保険機構に相当)は、売却作業を一時中止し、管財人の立場で101とアジア・ユナイテッド銀の董事会にそれぞれ2人の董事を派遣することとなった。

 中央存保の陳戦勝総経理によると、アジア・ユナイテッド銀は現在初歩的な回復を見ており、金庫株実施による自社株の買い戻しを希望しているが、規定により元の株主に優先購入権があるため規定通りの手順を踏まなければならず、金庫株の実施は来年明けを待つことになる。

 台北101の持ち株については、今月再び金融再建基金管理委員会(金管会)に報告を提出し、今後の処理を決定する。11日付経済日報が報じた。