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「外国部」、
台湾株式市場で構想復活


ニュース 金融 作成日:2007年12月11日_記事番号:T00004265

「外国部」、
台湾株式市場で構想復活

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は、台湾株式市場への外国企業誘致に向け、新興中小企業をターゲットとする「外国部」を新設する方向で検討を開始した。香港の成長企業市場(GEM)やシンガポールのカタリスト市場を参考に上場基準を低く抑え、成長可能性を秘めた外国企業の上場を誘致したい考えだ。11日付経済日報が伝えた。

 金管会は3年前にも外国部新設を検討したことがある。しかし、純資産の40%以上を中国に投資してはならないという規制が足かせとなり、計画倒れに終わった。

 金管会の胡勝正主任委員は「東南アジアの中小企業を初期のターゲットとしていく。投資リスクが高いので、機関投資家のみを対象にする」と構想を述べた。

 外国部への上場に必要な最低資本金は、店頭公開基準(5,000万台湾元)と現行の上場基準(6億元)の間に設定する案が有力だ。