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宝華銀の分離売却入札、同日実施へ


ニュース 金融 作成日:2007年12月11日_記事番号:T00004268

宝華銀の分離売却入札、同日実施へ

 
 中央存款保険公司(預金保険機構に相当)は10日、宝華商業銀行で計画している営業資産と不良債権の分離売却で、入札を来年1月31日に同時実施すると発表した。

 営業資産には普通支店39カ所のほか、信託部、国外部、国際金融業務支店の計42カ所が対象。所在地は16カ所が台北、9カ所が台中、10カ所が高雄で、全体の80%は都市部に集中している。落札者は19支店を自由に移転できるほか、信託部、国外部、国際金融業務支店を普通支店に変更した上で移転できる。このほか20カ所は同一直轄市、県、市の範囲内で移転が認められる。

 一方、不良債権は約220億台湾元(約760億円)規模で、A区分(企業向けや住宅ローンなどの不良債権164億5,000万元と特定不動産14億3,500万元)、B区分(クレジットカード不良債権など41億8,000万元)に分けて売却される。