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富陽光電、
薄膜太陽電池モジュール工場が完工


ニュース その他製造 作成日:2007年12月11日_記事番号:T00004271

富陽光電、
薄膜太陽電池モジュール工場が完工

 
 光ディスク最大手、中環(CMCマグネティクス)の子会社で、薄膜太陽光電池モジュール生産の富陽光電は10日、桃園県亀山郷の華亜科技園区内で第1工場の竣工式を行った。11日付工商時報が報じた。

 同社は来年第2四半期に、台湾メーカーとして初めて非結晶シリコン系薄膜太陽電池を量産する。初期の生産能力は50メガワット(MW)で、市場の需要に応じて120MWまで引き上げる。量産後の通年売上高は25億~30億台湾元(約86億4,000万~130億7,000万円)を見込んでいる。

 翁明顕中環集団董事長によると、同社は中国江蘇省南通市とタイにも工場用地を確保しており、2009年に両地に太陽電池工場を建設する計画だ。12年の段階で、台湾、中国、タイで計1ギガワット(GW)の太陽電池生産が目標で、シャープより1年早い実現を目指す。