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大京、台湾の不動産事業に進出


ニュース 建設 作成日:2007年12月11日_記事番号:T00004273

大京、台湾の不動産事業に進出

 
 日本の不動産大手大京は10日、台湾に現地法人「台湾大京」(資本金約1億7,250万円)を5日に設立し、大京の筆頭株主であるオリックスの現地法人、台湾欧力士(オリックス台湾)と、台湾の遠東企業集団(ファーイースト・グループ)傘下の遠揚建設と共同で、台北市中山区の大直エリアに富裕層向けの超高層分譲マンション「台湾大直物件(仮称)」を建設すると発表した。

 同事業の出資比率は大京が12%、オリックス台湾が8%。3社は先月30日に共同事業基本協定を締結し、年内に事業を開始する予定だ。

 大京は以前オーストラリアを中心に海外事業を展開していたが、バブル期に財務が悪化し、海外からは一時撤退していた。大京は将来アジア市場再進出を目指しており、台湾の経済環境と高額マンション市場を好感し、筆頭株主のオリックスが持つ現地ノウハウも生かせるとみて、台湾をその第一歩に選定したもようだ。