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中国鋼鉄、高強度自動車用鋼板を開発


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2007年12月11日_記事番号:T00004276

中国鋼鉄、高強度自動車用鋼板を開発

 
 中国鋼鉄は10日、自動車業界からの要望に応え、80キログラム級の熱延高強度自動車用鋼板「JSH780R」を開発したと発表した。11日付工商時報が伝えた。

 同鋼板はナノテクノロジーを活用して開発され、優れた強度のほか、加工成型が容易で金属疲労を起こしにくいなどの特徴がある。同社は熱延コイルより37~42%高い付加価値製品として、毎年2,000トンの需要を見込む。

 同鋼板は乗用車のパワーウインドー用部品、エアバッグのケース部分などに使われるが、これまでは日本などからの輸入に依存していた。

 同社はナノテクノロジーを使った析出物を応用し、他の高付加価値製品の開発にも積極的に取り組んでいく方針だ。