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台勝科技、
12インチウエハー不足継続を予測


ニュース 電子 作成日:2007年12月11日_記事番号:T00004287

台勝科技、
12インチウエハー不足継続を予測

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のシリコンウエハー業者、台勝科技の李志村董事長は10日、12インチウエハーの需要が旺盛で、供給不足の状態が来年の北京五輪前まで続くとの見通しを示した。同社は多結晶シリコンメーカーと長期契約を結び、安定した原材料供給を確保済みと説明している。

 同社は現在、12インチウエハーの増産を進めており、来年1~3月期の月産能力は現在の5万枚から10万枚に拡大する見通しだ。来年末には月産16万枚を目指す。

 半導体メーカーが設備投資を減らし、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)メーカーが12インチ製品の減産を計画しているにもかかわらず、李董事長は「12インチウエハーに対する需要は旺盛で、価格も非常に安定している」と述べ、楽観的な見方を強調した。11日付経済日報が伝えた。