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「国連住民投票は公約違反」=AIT主席


ニュース 政治 作成日:2007年12月12日_記事番号:T00004293

「国連住民投票は公約違反」=AIT主席


 台湾を訪問していたレイモンド・バーガード米国在台協会(AIT)主席理事は11日、離台前の記者会見で、「台湾の名称での国連加盟の是非を問う住民投票は、陳水扁総統による『4つのしない』の公約違反にとても近いと考えている」という認識を示した。「4つのしない」は2000年5月に陳総統が就任式で語った、「任期中に国号を変更しない」などの施政方針。

 バーガード主席はさらに、「住民投票はトラブルを生むだけで何も達成するものはない」と批判。「台湾の名称で国連に入ることは、国号はそのままにしておく、いわば裏口的な手法だ」と語り、「住民投票が可決されても、米国の『一つの中国』政策が変更されることはない」と強調した。