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08年Q1、企業の6割が求人行わず


ニュース その他分野 作成日:2007年12月12日_記事番号:T00004298

08年Q1、企業の6割が求人行わず


 域内企業の6割が、来年第1四半期に求人を行わないことが、人材コンサルタントの万宝華(マンパワー)が11日発表した調査結果で分かった。12日付聯合報が報じた。

 調査は雇用主1,540人を対象に行われた。「求人を増やす」という回答は23%、「求人を減らす」は9%で、「増やす」から「減らす」を引いた「就職展望率」は14%と、中国と並んでアジアで最下位だった。最近2年の求人増加率は、昨年の第3四半期をピークに下落を続けている。

 業種別の「就職展望率」は、金融・保険、不動産賃貸業が20%で1位、続いて電子製造業が14%、サービス業が13%だった。

 国・地域別では失業率が2%以下のシンガポールが首位の43%、インフラ建設の進むインドが42%で2位だった。

 管理科学学会の許士軍理事長は、来年台湾ではボーナスの費用化が、中国では「労働合同法(労働契約法)」が実施され人件費が増加することが、数値が低くなった原因と分析している。