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自動車生産ライン利用率、過去最低に


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年12月12日_記事番号:T00004308

自動車生産ライン利用率、過去最低に


 今年1~11月の域内自動車メーカーの工場10か所の生産能力利用率が、過去最低の38%以下に落ち込んだことが分かった。乗用車生産からの撤退を決めた台朔汽車(フォルモサ・オートモービル)や慶衆汽車工業は、生産ラインをほぼストップしている状態だ。12日付聯合報が報じた。

 1~11月は自動車の総販売台数も約23万5,000台と、過去20年間で最低。2005年には約2,300億台湾元(約7,880億円)だった完成車の生産額は、今年約1,450億元まで減少する見通しだ。

 部品の生産額は昨年とほぼ同じ1,500億元で、完成車の生産額が初めて部品を下回る。台湾区自動車同業公会の劉一震理事長は、「今後2年間は、新興のカーエレクトロニクス製品でどれだけ盛り返せるか見守りたい」と語った。
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