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華碩ブランド、年50%の成長を目標


ニュース 電子 作成日:2007年12月12日_記事番号:T00004311

華碩ブランド、年50%の成長を目標


 華碩電脳(ASUS)は11日、世界業務会議を開き、今後3年間ブランド業務において売上高を毎年50%ずつ成長させることを決議した。華碩はノートブック型パソコン(ノートPC)ブランドとして今年、ソニーを抜いて世界8位に躍り出ており、3年以内に5位以内進出が可能だとしている。12日付経済日報が伝えた。

 華碩全体の今年の売上高は7,300億台湾元(約2兆5,000億円)に上るとみられ、来年ブランド売上高50%成長を達成すれば、受託製造業務と合わせて1兆元を超える可能性が出てくる。実現すれば、エレクトロニクス関連企業としては鴻海精密工業に続き台湾で2番目の「1兆元企業」となる。

 華碩によると、今年の自社ブランドノートPC出荷台数は約430万台で、来年は700万台に達すると見込んでいる。自社ブランドノートPC業務は毎年50~60%の勢いで成長を続けており、2009年には出荷台数が1,000万台を超えると予想する。このほか、今年発売して注目を集めた「EeePC」は、来年の出荷目標を500万台とし、将来低価格パソコン市場でのシェア50%維持を目指す。