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米テセラ、力晶など6社を特許侵害で提訴


ニュース 電子 作成日:2007年12月12日_記事番号:T00004317

米テセラ、力晶など6社を特許侵害で提訴


 DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)最大手の力晶半導体(PSC)をはじめ、南亜科技、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)、DRAMメモリモジュール最大手、威剛科技(Aデータ・テクノロジー)、宏碁(エイサー)、勤茂資通(ツインMOSテクノロジーズ)の6社が、米テセラ・テクノロジーズのWBGAチップのパッケージング特許権を侵害したとして、製品の米国への輸出・販売の禁止を、米テキサス州地方裁判所および国際貿易委員会(ITC)に提訴された。テセラが11日明らかにした。台湾各メーカーは、敗訴して権利金の支払いにも応じるとなると、大きな打撃を受けるとみられる。12日付工商時報が報じた。
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 業界関係者によると、テセラはWBGAパッケージングの特許裁判では負け知らずで、サムスン、ハイニックスなどの大手メーカーは権利金を支払っており、支払いに応じていないのは台湾メーカーだけだという。

 テセラは、「半年前から話し合いの機会を持ってきたが解決しなかったため、提訴に踏み切った」としており、徹底的に争っていく構えだ。

 南亜科の白培霖副総経理、茂徳の曽邦助副総経理は、「通知を受け取っておらず、コメントできない」と語っており、報道が流れた11日午後より事実関係を確認しているもようだ。