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SIS、海外子会社を縮小


ニュース 電子 作成日:2007年12月12日_記事番号:T00004318

SIS、海外子会社を縮小


 セキ統科技(シリコン・インテグレーテッド・システムズ=SIS、セキは石へんに夕)広報は11日、チップセット事業で価格競争激化の影響を受け、第1~3四半期で15億台湾元(約51億円)の損失を計上したことを受けて、リストラを敢行し、中国を中心とする海外子会社を縮小することを決定したと明らかにした。現段階で退職させた従業員は30人。12日付経済日報が伝えた。

 同社は中国に、北京、蘇州など4カ所の拠点を持ち、昨年米ESSテクノロジーから4億5,000万元で買い取った高解析光ストレージチームと関連技術の一部を北京と深センに投入していたが、今回の業務縮小で、DVD関連の研究開発(R&D)はすべて台湾に引き揚げる。3~4人しかいない拠点は、来年から閉鎖し、経費を削減するという。

 またIC設計業界では他に、威盛電子(VIAテクノロジーズ)が今年初め20人のリストラを行ったが、「業務に適応できない従業員の定期的な淘汰」であると語り、こうした定期的なリストラを制度化する計画を持っていると明らかにしている。