ニュース 運輸 作成日:2013年4月29日_記事番号:T00043353
25日午後4時ごろ、高雄国際空港(小港空港)から中国・貴州省の貴陽に向かっていた遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)191便が中国上空でひょうに遭い、操縦席のガラスに亀裂が入ったにもかかわらず、乗客140人を乗せたまま、緊急着陸などの措置を取らずに飛行を続け、午後6時40分に貴陽空港に着陸。さらに修理を行わずに、乗客140人を乗せ、高雄に向け折り返し運航していたことが分かった。27日付蘋果日報が読者からの情報提供に基づき報じた。
問題の機体は、貴陽空港で安全点検を行ったが、運航に影響はないと判断され、折り返しの高雄行きの便は3時間遅れで貴陽空港を離陸し、26日午前0時46分に高雄空港に着陸した。
遠東航空は「操縦室のガラスに傷が付いただけで、運航には影響はない」と説明している。
ただ、専門家からは「ガラスが破れた場合、気圧低下で乗客の生命に関わる状況であり、人命軽視だ」との声が上がっている。
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