ニュース 電子 作成日:2013年4月29日_記事番号:T00043363
市場調査会社ヨール・デベロップメントの統計によると、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の2012年の微小電子機械システム(MEMS)売上高は4,200万米ドル(前年比82.6%増)で、MEMS受託生産で世界3位(前年7位)に浮上した。29日付工商時報が報じた。
TSMCの成長は、インベンセンスからのMEMSジャイロスコープ大口受注、アナログ・デバイセズからの加速度センサー、マイクロホン受注、プリンタープリントヘッド大手のメムジェットからの受注が要因だ。張忠謀TSMC董事長は先日の業績説明会で、MEMS受託生産を生産能力拡大計画の重要項目に掲げている。
MEMS受託生産の首位はSTマイクロエレクトロニクスで2億300万米ドル(前年比17%減)、2位はソニーで6,500万米ドル(同33%増)だった。
MEMSデバイスはスマートフォン、タブレット型パソコン、ウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)などモバイル端末に大量に採用され、アップルがiPhoneやiPadに使用したことから過去3年で参入が相次いでいる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722