ニュース 商業・サービス 作成日:2007年12月13日_記事番号:T00004339
半導体パッケージング・テスティングの日月光半導体(ASE)グループは12日、傘下の宏璟建設の100%子会社である宏璟新投資が、東森媒体科技(現在「凱擘公司」に改称)へ出資したことを認めた。これについて日月光は、「凱擘への投資は昨年米プライベートファンドのカーライル・グループが東森媒体を買収した際、カーライルより誘いを受けてのことで、ケーブルテレビ産業や電信産業への進出を意図したものではない」と説明している。13日付経済日報が伝えた。
カーライル台湾の責任者である唐子明氏と張虔生日月光董事長は交流があり、経済部投資審議委員会(投審会)が、外資によるケーブルテレビへの投資について持ち株比率を6割以下にとどめるよう要求した際、張董事長に支援を求め、日月光と宏璟建設が東森媒体に出資することになったという。
日月光グループは、宏璟新の投資額は約1億8,000万元(約6億2,000万元)で、うわさされているような「凱擘の大株主」ではないと強調している。
投審会の資料によると、横領などで逮捕された東森グループの王令麟総裁の資金の流れと財務状況を検察が捜査した際、宏璟新が東森媒体株40%を保有していることが分かったようだ。
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