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トウモロコシなど、営業税を引き下げへ


ニュース 食品 作成日:2007年12月13日_記事番号:T00004340

トウモロコシなど、営業税を引き下げへ


 行政院は12日、物価安定策の一環として、輸入農産物のうち、トウモロコシ、大豆、小麦、大麦に対する営業税(付加価値税、現行5%)を臨機応変に引き下げる方針を明らかにした。財政部は「輸入業者のコスト削減と食用油、小麦粉などの値上がり防止が目的」と説明している。13日付経済日報が伝えた。

 税率は最大で0%まで引き下げられる。この場合の歳入損失は30億台湾元(約104億円)と見込まれる。今回の措置は、小麦など7品目の関税を半額とした半年前の措置に続くものだ。小麦粉は原料の小麦が高騰したことで、近く年初来6回目の値上げが計画されている。

 財政部は営業税法改正案が立法院を通過するのを待って、行政院農業委員会と営業税の下げ幅や適用期間について協議する方針だ。台湾では輸入農産物に5%の営業税が課せられ、徴収業務は税関が代行している。