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台湾初の重粒子線がん治療施設、台北栄民総医院で4年後にも


ニュース 医薬 作成日:2013年5月3日_記事番号:T00043452

台湾初の重粒子線がん治療施設、台北栄民総医院で4年後にも

 台湾初となる重粒子線がん治療施設が台北栄民総医院に設置される。早ければ4年後の運用開始を見込む。3日付自由時報が伝えた。

 台北栄民総医院は第2外来そばの元宿舎を撤去し、重粒子線放射治療センターを建設する。運営形態は建設・運営・譲渡(BOT)方式で、投資額は40億〜50億台湾元(約130億〜170億円)を見込む。

 重粒子線がん治療とは、放射線でがん病巣をピンポイントで狙い、正常細胞へのダメージを最小限に抑えることができる最先端の治療法。

 台湾では2008年に長栄集団(エバーグリーン・グループ)が重粒子線がん治療への参入を計画したが、法律の壁が厚いとして断念した経緯がある。このほか、最先端のがん治療施設としては、陽子線がん治療施設が林口長庚紀念医院に近く完成する予定となっている。