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中華民国の国旗切手、台郵が発行拒否


ニュース 政治 作成日:2007年12月14日_記事番号:T00004349

中華民国の国旗切手、台郵が発行拒否

 
 大リーガー王建民選手や人気モデル林志玲などのオリジナル切手ブームを見た国民党の潘維立法委員が、中華民国の国旗、青天白日満地紅旗をデザインした「中華民国我愛イ尓」切手の発行を申請したが、台湾郵政(台郵)によって拒否された。潘立委は13日の記者会見で「中華民国国旗はタブーなのか?」と憤まんを語った。

 発行申請を行った後、台郵の要求に従って5回の修正を行ったものの、なお発行を拒否されたため台郵に説明を求めたが、10日が過ぎても返答がなかったという。潘立委は、「国旗が印刷されているだけで何の政治色もなく、台湾郵政の規定に完全に合致している」と憤り、台郵に説明を求めた。

 これについて、台郵の蘇達雄集郵処処長は14日「政治的な意図はなく、以前発行された切手とデザインが類似しており混乱を避けるため」と回答した。

 また、潘立委は「国旗切手」が発行を拒否された後、郵便局で過去に発行された青天白日満地紅旗デザインの切手を購入しようとしたが、郵政総局の関係者は、「陳水扁総統就任後、国旗切手の在庫はなくなり、印刷型も廃棄されたと聞いている」と答えたという。14日付中国時報が伝えた。