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台湾初のビッグデータ分析センター、工研院が設立


ニュース 電子 作成日:2013年5月8日_記事番号:T00043539

台湾初のビッグデータ分析センター、工研院が設立

 工業技術研究院(工研院)は7日、ビッグデータの処理・分析を行う巨量資訊科技センターを設立した。こうした施設の設立は台湾で初めて。8日付工商時報が報じた。

 同センター主任に就任した余孝先氏は、まず発光ダイオード(LED)最大手メーカーとLEDエピタキシャルウエハーの良品率を向上させたり、コンビニエンスストアの商品の流通量を分析して、在庫水準を引き下げ、利益向上を図ると話した。また、工研院資訊與通訊研究所のビッグデータ技術がかつて内政部警政署の事件解決に役立ったこともあると述べた。

 蔡清彦董事長は、ビッグデータ分析が台湾の産業界に大きく貢献すると述べた。徐爵民院長は、台湾はこれまで長らくモノの輸出中心だったが、ビッグデータ分析で製造業やサービス業の競争力を強化できると話した。