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HSBCが中華銀を落札、域内47支店に


ニュース 金融 作成日:2007年12月14日_記事番号:T00004355

HSBCが中華銀を落札、域内47支店に

 
 英HSBC傘下の香港上海銀行(HSBC)は14日、経営破たんした中華商業銀行の落札に成功した。落札価格は474億8,800万台湾元(約1,656億円)。これにより同銀の支店数は8支店から47支店へと一挙に増加した。中央社が14日報じた。

 入札は13日に締め切られ、同行が唯一応札した。応札金額は最低落札価格に届かなかったが、協議の結果、落札が認められた。HSBCが落札したのは資産、優良債権、不良債権、営業拠点だ。

 中華商業銀行の9月末時点での資産総額は1,001億6,000万台湾元(約3兆4,700億円)。HSBCは協議条件に従って、合併完了後3年以内か、総資産額が4,500億元以上と達してから1年以内の、いずれかの早い時期に、資本金100億元以上の子会社を設立しなければならない。