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製靴大手の宝成集団、関連会社の香港上場を申請


ニュース その他製造 作成日:2007年12月14日_記事番号:T00004356

製靴大手の宝成集団、関連会社の香港上場を申請

 
 製靴大手の宝成集団は13日、49.5%を出資する香港裕元工業の全額出資子会社、宝勝国際が12日、香港証券取引所に上場を申請したことを明らかにした。

 14日付工商時報によると、宝勝国際は先月、英領バミューダ諸島に設立され、香港、中国、台湾における小売部門をスピンオフ(分離)する形で上場を目指す。裕元工業は今後、小売業務を実際に宝勝国際に注入するための再編を進める。

 宝成集団が中国で開設した小売店は1,451カ所、年商3億500万米ドルに達している。

 一方、宝成集団は、証券各社から経費に占める人件費の割合が高いと指摘されていることについて、「経費の半分を占めるという分析は高すぎるが、中国で人件費上昇の問題を抱えているのは確かだ」と述べ、来年の増産時にはベトナム、インドネシアの比重を高め、中国では増産ペースを抑える考えを示した。