ニュース 商業・サービス 作成日:2013年5月14日_記事番号:T00043632
中国の習近平国家主席が昨年役人などに対し無駄遣いや5つ星ホテルの利用を控えるよう指示した「ぜいたく禁止令」の影響で、台湾の5つ星ホテルの宿泊部門の売上高が5~15%落ち込んでいる。14日付工商時報が報じた。
影響を受けているのは、▽台北晶華酒店(ザ・リージェント・タイペイ)▽国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)▽台北喜来登大飯店(シェラトン・タイペイ・ホテル)▽台北遠東国際大飯店(ファーイースタン・プラザ・ホテル・タイペイ)▽円山大飯店(グランドホテル)──など、今まで中国からの訪問団の恩恵を受けてきたホテルだ。訪問団からの人気が高い円山大飯店は、禁止令の前と比べ訪問団の数が20%減少しているという。
これを受け、中華民国観光旅館商業同業公会の頼正鎰理事長は、今後北京を訪れて中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任や国家旅遊局の邵琪偉局長などと面会し、これまで積み上げた交流に配慮して、訪問団に関する「ぜいたく禁止令」を緩和するよう求める考えを明らかにした。
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